海外生活の現実 良い?悪い?
たくさんの日本人が憧れ、夢を抱く海外生活、果たしてその現実は?イギリス語学留学、アメリカ大学院留学、日本とカナダ両方の企業でエンジニアとして就職、仕事を経験した著者が語る、海外生活の現実とは・・・
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海外で就職するためには?
海外で仕事をゲットするには何をすれば良いか?この問題は私も長年悩みに悩んだことで、結局誰も答え教えてくれず、自分で道を切り開くしかなかったのです。実際にアメリカ、カナダの会社2社から仕事オファーをもらった立場からいうと、次の3つが重要であると思います。

1、仕事経験

最も大事なのは英語でもなく学歴でもなく、間違いなく仕事経験です。とくに日本の会社での仕事経験は価値があります。よく海外の大学を出ればなんとか仕事はあるだろう、と考える学生が多いが、実は最も海外で仕事オファーをもらうのにスマートな方法は、日本でまず仕事することだと思います。私も日本で6年近く仕事をしたら、その経験を買われて仕事オファーをもらうことができました。また、日本の企業は最初のトレーニングがきちんとしているため、最初に色々教わることが出来ます。海外の大学を卒業した人も、そこであせらずにいったん日本へ帰って就職して経験を積み、また海外へ挑戦する、という方法を取ると、かなり確率が上がります。日本の大学でも海外の大学を卒業しても、すぐに海外で仕事をすぐにもらう必要は全くありません。ただし、日本の会社ではとにかく何か自分の強み、得意分野を作ることが大事です。毎日なんとなく仕事するのではなく、自分はこれについてのスペシャリストだ、と自信を持って言えるほどの仕事をしないといけません。

日本人は海外では外人であることを常に忘れないようにしましょう。その会社が一人の外人を雇うには、国にもよりますが、例えばカナダでは、最低100万円以上の弁護士費用が必要となるのです。つまり、100万円以上投資してまでその外国人を雇うべきか、というのが雇用主の立場です。100万円以上投資したとしても、こういう利益を会社にもたらすことができる、と言えるような経験を持つことが第一条件となります。その国にいるほかのエンジニアと同レベルでは、就職の可能性は小さいです。

2、履歴書、面接によるアピールのうまさ

どんなに良い仕事経験をしていても、それをきっちりとうまくかっこよく伝えることが出来ないと仕事オファーにはつながりません。いろいろ履歴書の書き方や面接の答え方に関する本は出ていますが、経験上、本当に役に立つ本はほとんどありません。それは仕事の貢献度を書いているものが少ないからです。実際に自分が何をしたかを書くだけではなく、それらをすることによって会社にどう役にたったか、貢献したか、を書くことが大事です。本通りに書くなら、誰でもできますし、それを一歩超えたものを作らない、または作れるような経験を持っていないと、海外での仕事オファーへの道は遠いでしょう。アピールするときに最も重要な点は、自分が実際にどんな仕事をしてきて、それが会社にとってどう役に立ったか、そして次の会社にどう役に立つかをはっきりと履歴書に書くことです。ちなみに欧米ではとにかく強くアピールすることが大事だ、と思っている人が多いかもしれませんが、そうではなく、海外でネゴシエーションするときと同じことですが、内容を的確に丁寧に礼儀正しくわかりやすく言葉で伝えることが大事です。ひたすら強い口調で内容のないことや事実でないことをアピールしても悪い印象を与えるだけです。

3、語学力

実は語学は1、2ほど重要ではありません。海外で仕事したいからといってとにかく語学ばかり勉強する人がいますが、それははっきりいって無駄です。それよりも1、2でアピールできるようなことを身につけるのが最優先です。たとえば日本のプロ野球選手が大リーグに行くのに、野球の能力と英語の能力、どちらが必要でしょうか?野球の実力さえあれば、英語なんてできなくても何億円ももらえちゃう人がいるのです。私も英語は完璧とは全くいえないのですが、エンジニアとしての能力を買われてここにきたのです。とはいっても、語学はその国では出来てあたりまえなので、最低限、仕事場で深くDiscussionを出来るくらいの語学力は必要でしょう。でないと、仕事ができないのはもちろん、業務契約でも不利な立場に立たされてしまいます。

以上が実際に海外の企業で仕事している立場からの意見です。あえて挙げませんでしたが、いきなりインターネットなどで応募するよりは、もしその業界に知り合いがいれば、そこを通して応募するほうが、可能性が高いです。まったく実力も経験もない人を雇ってもらえるような、いわゆるコネというほどではありませんが、アメリカでは90%の仕事は知り合いを通じて雇われる、というデータもあります。海外の会社とのネットワークを大事にしましょう。今の時代では、日本の企業も実力を重視しますが、結局は日本の企業が欲しがるような能力、経験を持っている人は、海外でも就職できる可能性は高いでしょう。日本人は優秀で頭が良く、日本人としての良い特徴を持っているので、その能力を利用したいと考える企業は多いです。

ところで、私はよく後輩に、転職をする気がなくても履歴書を書くよう勧めます。履歴書を書くというのは、自分が過去に受けてきた教育、仕事経験を明確にまとめるということです。そのように明確にまとめることで、自分が今までしたことを整理し、今後自分が何を目標とするか、それが社内であれ、社外であれ、その目標を達成するには自分に何が足りないか、これから何をすればそれを達成できるか、を明確に考えられるからです。是非、履歴書を書いてみてください。

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コメント
この記事へのコメント
寺島さんから聞きました
寺島さんから聞き
拝見させていただきました。

詳しく書かれていて非常に参考になります。
これからも、拝見させてください。

私自身、今は日本の人工衛星エンジニアで、米国か
イギリス、フランスへの海外就職を狙っているのですが、
この日記の1と2はそれなりに満たしているつもりでも、
欧州は「EU外は門前払い」で、アメリカも日本在住のためか
良い返事がなく苦労しています。

という私でした。では。
2007/01/08(月) 12:28:02 | URL | toshi #-[ 編集]
はじめまして、コメントありがとうございます。
日本人が海外で仕事オファーをもらうには、まずはその国の外国人雇用についての法律などの条件を満たす必要があります。とくに宇宙防衛系はセキュリティの問題上、可能性が全くない場合もあるかもしれません。その法律を知るのが第一だと思います。それから日本人は外人であることを常に忘れないようにしましょう。その会社が一人の外人を雇うには、最低100万円以上の弁護士費用が必要となるのです。つまり、100万円以上投資してまでその外国人を雇うべきか、というのが雇用主の立場です。その立場になって考えてみてください。つまり、ひとりの外国人を雇うことについて、100万円以上投資したとしても、こういう利益を会社にもたらせてくれる!という理由をしっかりと履歴書に書くべきだと思います。もちろんその経験を持っていることが第一条件となります。その国にいるほかのエンジニアと同レベルでははっきりいって可能性はないです。
サッカーのサントス選手が、A代表にあまり入っていないからという理由で、イギリスの就労ビザを拒否されたという事実もありました。日本人が海外で仕事をするの、本当に難しいんです。でもその会社がいくら投資しても、この外国人なら雇って価値がある、と確信させられることができれば、夢は叶うと思います。
2007/01/08(月) 23:12:12 | URL | Maple-kun #tHX44QXM[ 編集]
私のblogの訪問履歴に足跡を残されていましたので、ちょっとおじゃましました。

私自身海外生活をしたい希望はないわけではないのですが、仕事も家庭もある程度満たされている現在の生活基盤を手放してまで海外に飛び出せるほどの勇気もなく、今のところはあまり本気では考えていません。「日本企業の現地法人に異動する」というのを狙っていた時期もありましたが・・・。

またいろいろ参考にさせていただくと思います。
よろしくお願いします。
2007/01/08(月) 23:40:21 | URL | Islander Tomcat #-[ 編集]
Islander Tomcatさん 書き込みありがとうございます
Islander Tomcatさん、書き込みありがとうございます。Blogも見させていただきましたよ。そうですねー、日本って世界でいうとそんなに悪い国ではない、というよりむしろいい国だし、なかなか簡単に海外へ移住、踏み込めるわけではないですよね。とくに家族がいると、リスクもありますしね。ただ、海外勤務してみたいなとか、海外に住んでみたい、という気持ちが少しでもあるなら、挑戦してみたほうがいいとも思います。人生1回きりです。まあ勝手なお世話でしたね・・・すいません。
2007/01/09(火) 00:54:33 | URL | Maple-kun #tHX44QXM[ 編集]
海外で働くということ
マサルさんのページからとんできました。

はじめまして、アメリカ/コロラド州在住の主婦です。アメリカでの生活も8ヶ月になりますが、海外で仕事を見つけるのって難しいと実感しています。自分は、特に「何ができる」っていう売りがあるわけではないので、「何かできるだろう」なんて考え甘かったなぁ、と痛感しています。

夫はスイス人研究者で、今後日本に戻れるという保証もないので、私自身も世界に通用する職を手につけたい、という野望を抱いています。「何ができるか」「何をしたいか」じっくり考えて実行していきたいなぁと思ってます。こちらのブログを参考にさせて頂きますね!

それにしても、カナダの医療システムはとても興味深いですね。気になったのですが、医療が無料ということは税金が高いのではないでしょうか?今アメリカでは税金を日本にいた時以上に払わされてますが、保険料もやっぱり高いと感じる二重苦を送ってます(笑)。カナダはどうなんでしょう?

因みに、夫がドイツに住んでいた時はGross Income の約5割が税金で、医療費はほぼ無料に近かったと言います。(夫は病気にかからなかったのでその恩恵は受けなかったらしいですが...。)
2007/01/09(火) 02:31:29 | URL | さくら #K7WaESw2[ 編集]
はじめまして、コメントありがとうございます。まあ自分には何ができるんだろう?っていうのは誰もが一度は人生のどこかで感じることです。僕だって何度もそれを思ったことあります。でもアメリカ、カナダでは、それを克服するチャンスというか、つまり30、40を過ぎても大学院へいくチャンスがあったりと、そのチャンスがあるだけいいと思いますよ。日本で40歳で大学院なんて、行けませんもん・・・僕もそれでアメリカの大学院留学へ飛び込んでいったんです。

カナダの税金は消費税が焼く14%、所得税は給与によりますが、日本と同じくらいです。まあ国がどちらかというと余計なこと(戦争や外交問題)にあまりお金を使っていない、ていうのがあると思います。平和な国です。

北欧はもっと税金高いんですよね?ただその税金が無料の医療のように、きちんと住民に帰ってくれば、あまり文句は出ないと思います。これでもカナダ人、税金が高い、と文句言う人いっぱいいますけどね。君たち他の国がどれだけ悪いか知ってるのか?っていつも言ってやります。
2007/01/09(火) 02:54:00 | URL | Maple-kun #tHX44QXM[ 編集]
自己アピール力
初めてコメントさせていただきます^^

海外留学も海外での就職も経験のない私ですが、大変興味深く記事を読ませていただいてます。

2のアピールのうまさ を読んで思ったことなんですが、アメリカ人は自分をアピールすることが上手ですよね。

アメリカ人の友人、知人から自己アピールの必要性や体験談を聞いたことがあるのですが、その中で友人のアメリカ人女性のことを思い出しました。
彼女は数年前、ARMYの事務の仕事をゲットするために、本当は詳しくないPCのことをできるって自信をもって面接で伝えたそうです。とにかく就職しちゃえば、その時からがんぱって仕事を覚えていけばいいことだし、自分にはそれができる自信があったからって言っていました。そしてその職を得た彼女は、必死でPCについて勉強してうまく仕事もこなせていけたようです。このアピール力、自信、度胸、って日本人に欠けているものかもしれません。(ちょっと、そんな嘘あり?って気もしないでもないですがw)

これからの記事にも期待しています。
2007/01/14(日) 01:20:43 | URL | ペコ #-[ 編集]
自己アピール力について
確かにアピール力で、現地の人には英語力の点でもプレゼン能力の点でも、勝つのは難しいのが事実ですよね。ただこれも国や文化によって違って、例えばカナダでは、俺はこれが出来るんだ!と強く言いすぎると、ちょっとなんだこいつは?本当か?とひかれてしまいます。これは日本でもありますよね?あまりにも強くアピールしすぎる人がいると、本当か?って疑ったりするじゃないですか?だから国、文化にあわせて対応する必要があると思います。あまり意識して強くアピールするというより、正直に自分の経験をそのまま説明する、といった形のほうがうまくいくと思います。また、うそをついても、その次に深くつっこんだ質問をされる可能性があるため、それはしないほうが良いと思いますよ。それ以前に、そんなうそをつかなくても仕事オファーを得られるよう、自分の能力を高めておくことが大事、だと思います。
2007/01/14(日) 02:24:42 | URL | Mapleくん #tHX44QXM[ 編集]
Re:自己アピール力について
なるほど。
Mapleくんのお言葉、説得力があります。
2007/01/14(日) 03:03:41 | URL | ペコ #-[ 編集]
語学力について読ませていただいたところ、考えさせられました。

語学しかない文系の留学生の私には日本での就職無理なのでしょうか。

諦めたくないです。
専門職でないと駄目なんですね、結局は。
2007/02/04(日) 14:07:11 | URL | Natasha #-[ 編集]
文系でももちろん専門職といわれる仕事はたくさんありますよね。弁護士、会計士、営業のスペシャリスト、人事の専門家でも、子育ての専門家、教育の専門家、政治のスペシャリスト、などなど、たくさんありますよ。それぞれの道で経験を積み、スペシャリストになれば、海外への道も大きく開かれると思います。
2007/02/04(日) 14:29:52 | URL | Mapleくん #tHX44QXM[ 編集]
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2007/02/06(火) 05:46:18 | | #[ 編集]
こんばんわ。
はじめてコメントさせていただきます。

大変興味深く読ませていただきました!
私は看護師で4月からcanadaへ語学留学するものです。
半年間は語学学校に行き、語学をすこしでも習得したらカナダで看護師の仕事を生かしてナースエイドの仕事をしてみようかと思ってます。

このブログを読んで心配な部分と自分の甘さにがっかりした部分もありましたが、地球人の中の一人と考えるとなんだかやっていけそうな気がしてきました!

今後も是非参考にさせていただきます。
2007/02/08(木) 19:42:23 | URL | くまだ。 #-[ 編集]
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2007/02/11(日) 08:59:35 | | #[ 編集]
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